【ゆるキャン△】浜松餃子を鍋に入れた戦犯なでしこ 静岡をディスる山梨陣営の刺客
前提として静岡と山梨は仲が悪い。富士山の領有権をめぐる争いは続いているし鉄道アクセスも不便だ。
なでしこは山梨陣営が作品に送り込んだ、静岡をディスるための刺客だ。陰湿かつ周到な手口を暴露するので、読者諸賢はうっかり騙されないでいただきたい。
各務原なでしこの役割(「内と外の構造」)
ゆるキャン△は山梨県で生活する高校生たちのアニメだ。よって静岡から転入したなでしこは「外」からの存在であり、他のキャラクターは「内」の存在といえる。内と外には価値観やルールに違いがあるため、外からのキャラクターは異端者であり、内の世界に影響もたらす。本作では、野外活動サークルに所属したなでしこの尽力でサークルが活性化する。そしてぼっちであった志摩とサークル内メンバーで距離が近くなり、コミュニケーションが円滑になった。
内と外の構造を同じくアニメ「ガールズ&パンツァー」でも確認しよう。転校生(西住みほ)は戦車道の復活に尽力し部活を活性化させる。そして各キャラクターの成長とともに問題を解決し、最後には自身のトラウマをも克服することになる。
浜松餃子の特徴
円形焼きもやしを添える家庭まで浸透した焼き餃子文化
円形はフライパンで焼いた伝統ある製法。真ん中のもやしは隙間をうめた餃子間の一体感、味を途中で変え最後まで美味しく食べてもらいたいという心遣いゆえだ。
浜松餃子を鍋に入れた侮辱
浜松餃子の特徴を確認いただいた皆様ならば、浜松餃子を鍋に入れた不自然さ、端的にいえば侮辱を当然に感じたはずだ。浜松餃子の特徴と良さを全て台無しにする行為だからだ。円形で協調していた餃子は鍋の中で引き裂かれ、もやしは使わずキャベツでも入れたのだろうか。味を変えて味わって欲しいという気持ちも、均質なスープに入れば台無しである。
なでしこは浜松餃子の作法に当然通じているはずなので、本来であれば画像のようなパリっと円形にもやしを添えて振る舞いたかったはずだ。それが出来ないのは山梨陣営から無言の圧力があったに違いない。
「おいしいでしょ浜松餃子」
圧力の前では道化を演じる事しか出来ないなでしこが可哀そうだ。
「作者が静岡について知らないだけかもしれないじゃないか」
「なでしこがバカなだけかもしれないだろ」
という反論はあるだろう。しかし、後述する様々な陰湿な手口を勘案すれば、無知だけが理由で発生したにしては山梨陣営に偏りすぎている。むしろ無知を装い、なでしこをわら人形に仕立てあげていると考えるのが自然だ(無知が有名店の名前だけを入れることが出来るだろうか?)。そしてなでしこがバカなのが理由とすれば、圧倒的少数派である「外」からの静岡県出身者だけがバカになってしまい、当然にして静岡県民全体をバカにしていることになるのだ。
味覚糖は作者が山梨出身ではないかと勘繰っている。意図的に誤った浜松像を読者に植え付け、外からの異端者(なでしこ)を単なる変質者に仕立てあげようしている。物語の表層にある「内」「外」を、現実世界にまで持ち込んで、さも山梨が「内」であるかのように振舞うのは辞めていただきたい。
各所に見られる山梨陣営の陰湿な手口
静岡弁の象徴として「づら~」と連呼するシーンがあった。しかし「づら」という語尾は県西部においてもほとんど使われないらしい。綺麗な言葉ではないのだ。「ドカベン」殿馬のイメージを未だに引きづっているのではないか。
「づらづら~」とバカにしたシーンは山梨陣営の聞くに堪えないヘイトスピーチだ。
夢の中で静岡県磐田市イメージキャラクターのしっぺいに会うシーンがある。問題は磐田の発音が間違っていたことだ。発音のおかしさについては当ブログ以外でも指摘が散見される。イメージキャラクターしっぺいを登場させて正当な空気を醸し、堂々と発音違いをしたのだ。周到で狡猾な印象操作と言わざるを得ない。
長文になってしまい申し訳ない。山梨陣営の多岐にわたる印象操作、そして周到に覆い隠された構造を暴くためにはどうしても紙幅を割かざるをえなかった。作者の魂胆が白日の下に晒され、一人でも多くに伝わったならば幸いである。